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とらドラってあるじゃないですか?

あるじゃないですかっていうかあるんですが、そして、今現在大絶賛でアニメなんか放映中なんですが、うん、ちょっとばかし書きなぐりたいことができたので書きます。

いや、この日記でもとらドラのアニメ版を書いたことあるんですが、そしてそのときにはもう「楽しみでしょうがねええ」状態だったんですがね。

いつからでしょうか。

その感情は、いつから生まれていたのでしょうか。

気がついたら、そこにいた。

気付いたら、そこにあった。

意識するとしないとを問わず、DNAに刻まれた螺旋の力といでもいうべきなのでしょうか。

とらドラ。

アニメ。

原作。

そして原理主義者。

イスラム原理主義者ならぬ、



原作原理主義者。



今までその身分を隠してきましたが、私は完全なる原作原理主義者です。

原作以外は認めない。メディアミックス? 公式に二次創作の間違いだろカスが!!

みたいな感じで、私の血液細胞すべての体に刻み込まれているDNA、その中に生まれたときから含まれているその塩基配列が、私にこう言うんですよ。


「原作以外を認めるな。どうせろくなことにならない」


みたいなね。あははは。気持ち悪いなじっさい。しかしですよ。もう今まで人生生きてきて悟ってましたよ。ええ。原作こそ最高で、原作以外で成功するなんてことはありえなくて、いや、まあそのメディアミックスから入れればいいんですよ。

アニメ化されたものだけを見れればもう完璧にそれにはまります。はまりまくりです。散財の嵐が巻き起こるでしょう。その物語に心の底から心酔し、信者になること間違いなしです。

ですがね。

ですが、原作から入ってしまうともうダメなんですよ。原作をこよなく愛し、その後にでてきた漫画やらアニメをみると途端に幻滅を覚えます。

別に作品が汚されたとか、そういうことは思わないんですけどね。「しょせん二次創作だったんだろ? 原作の物語とはまったく関係ないよ」という防衛機制をきかせてまったく問題ありません。

しかし、もうどうしようもないんですよね。違和感があるんですよ。なんか引っかかる。よく分からない。どこかおかしい。どこが変なのか分からない。でも違和感がある違和感がある違和感がある喉の奥に魚の骨がつまっているというほどの違和感ではなく、口の中にできものができてそれを始終舌で触っているような感触というか・・・・・・・

それでですね。とらドラのアニメもその原作原理主義者としての血がたぎったわけですよ。

はじめはよかったです。物語は素晴らしかったですし、アニメでもちゃんとキャラがたってましたし、どこも問題はないはずなんです。ええ。アニメから入っていれば、間違いなく毎週を楽しみにできたと、毎週水曜日が楽しみでならないと、木曜日の朝が待ち遠しいと、そう思っていたことでしょう。

プールでしたね。

私の原作原理主義者の血が完全に覚醒したのは、亜美が登場した直後のプール編でしたね。

「あ、こりゃダメだ」

みたいな感じで発動しました。何がダメなのか、アニメの面白さはそのままで、まったく変わらない面白さがそこにある。だけでダメなんですよ。もうそれ以上は見れないんですよ。自分でも何故このような感情が生まれるのか分かりません。

一回見たことのある物語だと、二回目からだと飽きてしまうんでしょうかね。

確かに、自分の中にはそういう部分があるんですよね、といっても他の人もあるんでしょうが。

二回目だとダメなんですよ。批評能力というか揚げ足とり能力というか、突っ込みまくっちゃうんですよね。アラが見えてしまうというか、なんでこういうふうにしたのか、そういうことばかり感じてしまって、物語そのものに集中できないんですよ。

ですから、空の境界を見るにあたっては、極力原作をこれ以上見ないようにしておきました。内容を忘れてしまうまで忘却しろとばかりに本を遠ざけてました。そのおかげで、まあなんとか、見れるというか、「ショボ~ン」みたいな気持ちになることを押さえることに成功したんですねこれが。

それがとらドラにおいては何もそういうことやってなかったんですね。で、そこまでヒドくはならないだろうと楽観していたんですが残念ながら、はい、ズド~ンみたいな。

記憶をなくす装置とか必要だと思いませんか?それさえあればもうダイジョウブなんですけどね。それに記憶忘却装置があれば、何度でも作品を楽しめるんですよ? こんな素晴らしいことはない。とっととSONYだかどっかが開発すべきです。はやくしてください。

しかし、やはりとらドラのアニメは素晴らしいと思うんですよ。作画いいし、脚本が馬鹿やってるわけでもないしむしろ話と話を見事に繋げていますしね。名作ですよ。とらドラのアニメも。

で、私ももうそろそろアニメを見てみようと思うんですよ。というか明日ですね。17話だか18話なんですが、もうそろそろ見てみようと思うんです。

こんなところで宣言しないで勝手に見ろよハゲ!! と思われかもしれないというか思われるでしょうが、いや、ここで宣言しておかば……宣言しておけば・・・・・いや、宣言しようがしまいがまったく関係ありませんね。なんだそりゃ。

しかしですね。

しかし、もうそろそろアニメは原作から完全に外れると思うんですよ。今までもおそらく、どこかしらは原作とはことなるストーリーだったのでしょうが、もうそういう些末な差異ではなく、根本的な変換を強いられると思うんですよ。

あれですよあれ。

鋼の錬金術師のアニメ版ですよ。最初はけっこう原作どおりというかストーリーの根幹は一緒だったのに、もう最後はまったく違うというか、はるか彼方に吹っ飛んでいっちゃったわけですが、そしてあの展開、けっこう私は好きなのですが、そういう変化を期待しているのであります。

やってくれますよ。とらドラアニメの脚本家ならばやってくれますよ。だって原作完結してませんからね。アニメはアニメの落としどころにおとすしかないでしょう。

いやー楽しみですね。誰ともくっつかないエンドならば私はテロを仕掛け・・・・・・・・いえ、なんでもありません。とにかく誰かとくっつくエンドならなんでもいいです。

実乃梨だろうが亜美だろうが大河だろうが大穴で春田の彼女の瀬奈だろうがね、とにかく誰かとくっついてくれれば最高です。殉じれます。ええ。アニメに殉じることさえ可能でしょう。ふふふ・・・・・・

とまあ、原作原理主義者、原作原理主義者と書きまくってきましたが、私の症状は原作原理主義者のソレではないんでしょうね。

まあ、もうなんでもいいですよ。とにかくアニメが原作のルートから外れて、オリジナル展開さえ見れれば・・・・・・そして原作のほうでもすばらしいラストが待っていてくれるのならば、もう何も言うことはありません。

とらドラは本当に面白いと思うんです。竹宮ゆゆこという作家は素晴らしいと思います。王道と見せかけて変化球を投げてきたと思ったら実はそれこそが一番の王道一直線で、起承転結ならぬ起転転結のような怒涛の展開を楽しませてくれるのですから。

とらドラは最高です。できれば、アニメでもそう思いたいです。だいぶ遅れてしまったけれど、まだまだ祭りは終わってない・・・・・俺達の戦いはこれからだ!! ・・・・・・・みたいな。
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