日記
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
「信じられるか?
本の題名なんだぜ、これ。(上杉達也的なノリで)」
いやあ、もう衝動買いでしたね。
もう発想がすばらしいですね。
高校野球の女子マネージャーと、経営学のマネジメントを組み合わせるとか、やばいでしょう。
すごいっす。
で、イラストがね。
イラストが萌え萌え2次元美少女なんですよね。
「信じられるか?
この本の出版社、ダイヤモンド社なんだぜ?」
数々の自己啓発本をだしてきた会社がなぜにこんな組み合わせにOKをだしたのか。
すばらしいです。
ほんと、その心意気すばらしい限りです。
だって、固そうな本ばかり置いてある本棚で、異様でしたもん。
この本だけものの見事に浮いてましたもん。
即買いですね。
もう「やられた!」って感じですよね。
それでいて、この小説自体の出来もけっこういいんですよ。
真面目に野球やるんです。
青春小説なんです。
それでいて題名にあるとおりドラッカーが書いた『マネジメント』という本の内容を随所に引用しながら、経営学……というか組織作りと成果を得るための方法論? について書きまくるのです。
その比重がいい。
小説自体のストーリー性と、自己啓発本における知識の割合がすばらしいです。
いや、本当にこれ小説としても完成度高いんじゃないでしょうか。
感動あり、泣きありで、けっこう楽しめました。
あと、キャラクターですね。
というか、みなみちゃんですね。
思わずどうにかしてやりたくなりましたね。
ツリ目で勝気で肝心なところでうっかりで……ふう。
賢者乙。
なんというか、野球小説の可能性をかいま見た気がしました。
終わりです。
PR