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日記
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題名’『大日本サムライガール』1巻
作者’至道流星


小説です。
ヒロインがいかしてます。ぶっとんでます。以下ヒロインのありがたい言葉。


真正なる右翼は日本に私ただ一人である。

有権者諸君、わたしが総帥をつとめる政治結社日本大志会は、国民の力を結集し、わが国の復権を志向する正しき政治団体だ。


あ、このヒロインはアイドルでして、ええ、AKBとかのアイドルですアイドル。コンセプトはずばりアイドル×政治〔右翼〕って感じですよはい。
もう、この設定だけで買いました。中身を読んでみたらガチ右翼で核武装とかいってますが、そんなことはどうでもいい。

とにかくアイドルなのに右翼! 右翼かわいいよ右翼! 右翼ちゃんマジ天使! みたいな感じでして、非常にいい感じでした。

序盤でイロモノかと思いましたが、いやもちろんイロモノ以外のなにものでもないのですが、きちんと敵がでてきて、戦って、倒すという王道、さらにはヒロインのキャラクターが記号としてたっていまして、主人公には甘い顔を見せるなどのお約束もきちんとふまえているので、アイドルものとしてもきちんと楽しめる内容になっています。

しかし、作者さんはよくこれを出版する気になりましたね。すごい勇気だな。大江健三郎が書いたら足に鉄球落とされるレベルですよ! いやはやあっぱれ。あ、二巻は8月にでるみたいです。
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1年ぶりっす。
というわけで、作品紹介です。
なにはともあれ非公認戦隊アキバレンジャーでして、これがもう、めっぽう面白かったです。ジャンルは戦隊モノで、戦隊オタクの主人公やらが妄想を駆使して戦うというものなのですが、なんというかとにかく、ストーリーとか脚本とかがすばらしかったです。
なにがすばらしいかといえば、そのメタ展開でしょうか
まず、前半は、今までの公認戦隊モノをパロディにするということ。このパロディも、有名作品の名セリフを連呼するというものではなくて、物語の展開上、今までの戦隊モノで似ている場面を紹介することによって、今目の前の敵を倒す作戦を練るというものでして、いやはや見事な引用で、これまで戦隊モノに興味がなかったわたしではありますが、ツタヤにでもいってちょっと過去の作品をみてみるかという気になりました。
それに、出演者の演技とかもすばらしくて、具体的にいうと、主人公のアキバレッド役の方はどうみても痛いオタクにしかみえない。うん、これはすごい。それに登場人物の一人ひとりにキャラがたっていまして、オタクに婦女子コスプレイヤーに格闘系女子高生と、この設定だけでも勝てるといいいますが、物語にひきこまれること請け合いです。
とりあえず、みずき様に蹴られたい。みずき様に蹴られたい。みずき様に蹴られたい。
うん。
んでもあって、広範のメタ展開というと、これはネタバレになるのでちょっと注意してもらいたいのですが。
実はアキバレンジャーという作品は・・・・・・
うん、これは見てもうらうしかないですね。
最後の最後でのメタ展開は、『紙の民』を思わせるものでして、登場人物が原作者を倒そうとするというなんともはや現実とフィクションをぐーるぐるする展開で、見事だなーと思いました。
二期あるのでしょうか。それなら楽しみなのですが、あるとすればどのような物語にするのか楽しみです。ついに原作者を倒すのか。いやはや、なんとも、戦隊モノの歴史をかえる作品だったといえるのではないでしょうか。

最近は、このような今までの作品を前提として展開する物語が多いというか面白いですね。まどかまぎかもそうですし、ハルヒもそうだ。次は怪獣もので、この手の作品がでてくるのではないでしょうか。


題名「V.」
ジャンル:小説
作者:トマス・ピンチョン

そんなこんなでお久しぶりです。作品感想です。
トマス・ピンチョンといえば恐ろしく長いはなしを書くアメリカの作家さんなのですが、まえまえから読んでみたいと思いながらもやはり長いという感じで、なかなか手がでなかったのですが、このたび意を決して、ちょいとばかし手をだしてみたのがこのVという小説でした。
なんかねえ。こういうことやってもいいんだなとか思いました。ネズミに対してキリスト教を教えようと下水道におりたった宣教師とか、その下水道にいるワニをぶっ殺すためにショットガン片手にワニ退治にはげむプロフェイン(神聖冒涜!)とか、全身を物にすることに変質的なこだわりをもった女やら、Vとはなんなのか、Vとは何者なのかといった感じで、ホワッ、ホワッって感じです。面白かったです。




題名「逆光」
ジャンル:空想科学冒険少年スパイ超能力探偵SM陰謀ミステリ歴史幻想美少女数学ギャグ労働史恋愛ポルノ革命テロ家族小説。
作者:トマス・ピンチョン

というわけで化物に手をつけてしまったわけなんですが、そして、恐ろしく時間がかかりました。2ヶ月ですよ。haha。なにこれ。なんでこんなに長いの? なんでこんなに面白いの? 
もう、これでもかという感じにつみこんでつみこんで、ああああ、つみこんでつみこんでつみこんで、よく破綻しないなと、よくここまで重層的なものが書けるなと。というか、とくここまでの知識があるなとピンチョン、まじっぱねえっす!トラヴァース家サイドでは、珪藻士キッドで爆弾どかどか爆発させまくって、あだ討ちバンバン労働組合やっほうアメリカって感じでやばい。超能力探偵サイドでは、ルー、ぜんぜん超能力探偵じゃねえ、って感じでしかしTWITとの接点をつなぐ重要な役割ですよアハハ。ヴァイブ家サイドはお前らブルジョワはとっとと死ね! スカーズデールざまあああ! って感じで、不都号サイドはもはや理解できないながらも乗組員たちの会話劇が好きだ。ヤシュミーンまじで美少女かつドSでOK求婚したく捨てられたいと思って、ああ、しかし、これは感想無理ですよ。手に負えない。無理無理。読むしかないっす。こりゃあ読むしかないっす。2ヶ月くらいこれしか読めなくなりますけど、それだけの価値ありです。いい小説でした。



題名「涼宮ハルヒの驚愕」
ジャンル:小説
作者:谷川流

やっとでたあああああ。なんか、普通にでたああああ。佐々木がまじで好み一直線で生きているのがつらい。キョンはとっととハルヒを裏切り、佐々木のもとでSOS団を結成し、あらたな活動を開始してもらえないでしょうか。初回限定版についてた小冊子の下着スケスケ佐々木は正義! 正義! 正義!



題名「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」
ジャンル:アニメ

いやあ、すごいアニメでした。久しぶりに見てて時間忘れるアニメでした。めんまは可愛いし、ゆきあつは変態だし、アナルはまじアナルだし、つるこはロリに戻ればいいと思うよ! あと、ぽっぽは最後までいい奴でした。最後の終わり方もすばらしいものがあって、なんか中盤まではいいんだけれども終盤はどうにかしろよオイ! っていうのが多い中で、見事に破綻せず、勢いを失わず、すばらしい感動エンドでした。こうなることは分かっていながら、それでも王道に迷わずいったことは賞賛ですよ。あと、このアニメ暗喩が多いんです。正解はないので、自分勝手に解釈しますけれども、たとえば、OPで幼少時から現在のキャラクター立ち位置にかわる場面があります。そこで、幼少時めんまから現在に場面がうつるとき、めんまの立ち位置には「花」が表示されます。この花が、EDで、最初は上から下へ降り注ぐのですが、その後、反転して、下から上へ浮き上がるのです。時間ですよ。「過去から現在へ」から「現在から過去へ」その時間軸の揺り戻しの中で、過去のあれこれと、そこから現在の友人関係がきれいに描かれる。いやあ、うまいなあ。すげえなあ。すげえっすよ。も、もう一回見直してきます! 
1、同時代ゲーム(小説)

同時代ゲームというのはもはや語るに語れないというかすさまじすぎてどうしようもない神話体系いや民間伝承その発展系とでもいいますかとにもかくにも谷間という一連の世界観を再構成するかのようなとんでもない作品なのです。長いです。恐ろしく長いです。ページ数は600いきませんが、ここでいう長さというのはページ数ではありません。物語のおくいきというか深さみたいなものが、他の小説10巻くらいの密度があります。壊す人やら木から下りん人やら、大日本帝国と谷間との50日戦争やらなにやら、もう燃えるでしょう。エロさは控えめですがエロいです。よっし! あ、大江健三郎です。


2、境界線上のホライゾン(下)
  ミトツダイラが可愛すぎるし鬼畜すぎるし自分も壁で人間ミンチの刑にされたいのですがどうでしょうか。それはさておき、ミトツダイラは将来エロくなると思うんですよ。あの母をもつのですから毎日毎日ヤりまくりですよ。ウハウハですよ。バンバンですよ。あ、ダメです我が王とか受けじゃない受けじゃないミトっつぁんは受けじゃない。受けか責めかでいったら・・・・・・・・責めだ! 総責めだ! 女装したトーリを犯しちゃえばいいと思うと、YOU。楽しみだなあ。なんだこのえろえろテンション。


なんか飽きたのでもっと色々書こうと思ってましたが終了です。あ、一言「俺の妹がこんなに可愛くない」のアニメについて言わせてください。自他ともに認める原作原理主義者のわたしではありますが、このアニメはとても大好きです。原作の空気みたいなのがちゃんとそのままでとてもいいと思います。とくにキャラデザが原作のイラストとほとんど同じというのは驚嘆すべきことです。黒猫可愛いです。黒猫可愛いです。邪気眼電波おおいにけっこうではありませんか。デレるのいつだ二期か三期かどんとこい! たっのしみだなあ!
1、日常生活の冒険

 とにもかくにも大江健三郎でして、世間の評価はどうであれ、自分はこれが今のところ一番好きです。大好きです。
 大江さんの作品は文章もおはなしもドロドロしていて、そこが好きでもあるんですが、さすがに摂取し続けると消化不良をおこしてしまうのはいかんともしがたく、その点日常生活の冒険は、ドロドロとエンターテイメントのバランスがとれていていいと思うところではありますが、世間ではそこらへんがやっつけ仕事とか言われる理由になってるのかなと思ったり思わなかったりやっぱり思わないので文句タラタラで、どこがやっつけ仕事なのかわたしには分かりませんが、とにかく青春小説でして、アル中もでてくるし卑弥呼もでてくるしバンバンやりまくってるし、犀吉のキャラクターもすばらしいのでいやはやなんとも大好きです。


2、境界線上のホライゾン

 川上さんの文章がだんだんとかわってきているところが注目するところであり、また今後どうなっていくか楽しみでありながらも不安になってしまうのですが、ハマればデカいよ核融合といった感じで、夢の世界にご案内であります。
 文章がかわってきたというのは、ずばり一人称的な視点で書く場面がおおくなってきたということです。写実主義からの脱却かなにかしりませんが、読者にイメージを任せる手法から、ある程度はキャラクター視点でイメージ(キャラの心理状態)を固定化する手法は、やはり現代っこの想像力の欠如からして、写実主義だけでは限界があると考えたからなのか、そのへんは分かりませんが、その変更点がうまくハマっているところもあれば、少しだけ浮いているところもあって、そんなところがハラハラドキドキでもあって、とにかく面白いので最後まで完結してもらいたいですけど・・・・・・・大丈夫かな。さすがに「中」エロすぎないかな。いや、今までもベルリンとかDTとかクロニクルとかもエロかったけど、今回のネイト母のエロはベクトルが違うというかジャンルが特殊というか個人的にはドストライクでむしろ食べられたいというか、そんな感じなんですけどこのエロは一般受けするのだろうか。あとこの長さは昨今の中高生読めるのだろうか。買え、買うのだ!


3、ハックス!

 アニメをつくる高校生のおはなしなんですが、これがまたよくできていて、げんしけんを思い起こさせるようなといいますか、現実と虚構のバランスがよくとれていて、とにかく最近読んだ漫画の中ではダントツで一番です。傑作です。
 残念ながら4巻で完結してしまっているのですが、よくまとまっているので時間がなくて10巻超えの漫画はよめないという人も、シコシコ少しづつ読める点では嬉しいですね。天然のヒロインが、天然ゆえにイジメられてた過去をもつとか斬新だったし、初期の部長のダメ男というかいまどきの男の子っぽいなあというところもいいなあと思いました。
 とにかく傑作です。どうもありがとうございました。あ、あと最後に一言いわせてください。

ハックス! 一文字変えて・・・・・・・・


セックス!

 おそまつでした。
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