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あのですね。スピリッツという週刊漫画誌にですね。日本沈没という漫画が連載されているんですよ。

いわずとしれたあの日本沈没の漫画版ですね。

絵柄とかちょっとアレな感じですが、そしてストーリーもちょっとアレですが、それでもなんか自分はこの漫画好きでして、ず~とスピリッツで追ってたんですが、このたびめでたく最終回一歩手前をむかえました。

ビックリしました。

今週のスピリッツ。日本沈没には少しばかり驚かされました。

なんかいつものようにスピリッツの最後のほうをパラパラとめくり、日本沈没という題名をみつけ、読み始めようとしたら……


~以下本編~


「おめでとう」

「おめでとう」

「おめでとう」


~以下略~


……なんだこれは!?

いやもう、本当に驚きましたよ。

「エヴァンゲリオンかよ!! エヴァンゲリオンの最終回かよ!! 打ち切りか!? 打ち切りなのか!?」

といった感じで叫びそうでした。

いやもう、自虐というかなんというか……やっちゃったぜ☆みたいな感じです。

それにしても、最終回ですか。

なんか、私が読んでる漫画、最近最終回やら打ち切りやらがいっぱいでどうしたもんでしょうか。

週刊少年サンデーで、中学校のサッカー漫画があったのですが、それも本誌連載が終了して、web漫画化するらしいですし……

ハアという感じです。

アンケート用紙とかちゃんとだしたほうがいいんですかね。

ふう・・・・・・世知辛い世の中になったものですですです。
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『トクボウ朝倉草平』という漫画あるのですが、そしてこれを私は買って読んだのですが、とてつもないめちゃくちゃ加減をかもしだしつつもそこにはリアルティがあり、なんだか久しぶりに漫画面白れーという心境に至れました。


警察庁という機関をご存知でしょうか。警視庁ではないです。警察庁です。なんか犯罪捜査とかはしないで、管理職の親玉のようなものらしいです。

で、この漫画は警察庁に所属している、警察庁生活安全局特殊防犯課指導係、朝倉草平が、いろいろと行政指導しまくるという漫画になっています。


行政指導ですよ?


今まで、警察漫画で、行政指導とかいう側面に着目した漫画があっただろうか、いやない。

行政指導というのは、行政の行為形式の一つであり、法的効果のない事実行為です。

この行政指導というのは、法的拘束力がないというところにミソがあり、そして相手の任意的協力のもとにその行政指導の目的を達成しようというのが根幹にあります。

任意的です。

任意的です。

大事なことだから二度いいました。


で、この朝倉草平の行う行政指導は一味違います。

行政指導といって、人材派遣会社社長に拳銃をぶっぱなしたり。

行政指導といって自衛隊の一等海佐を亀甲縛りよろしく締め上げたり。

エトセトラエトセトラといった感じで、変態はいってて「あー、死にたい」と口癖のように言いまくる太宰的沈鬱さをもった朝倉警視は今日も今日とて行政指導にはげみます。


明らかに違法です。本当にどうもありがとうございました。


行政指導といっても、有形力の行使なんて論外なわけで、もはや基本的人権なにそれという感じの国家権力の行使はなんとも潔いです。

行政指導というのは、相手の任意協力のもとで行われるから事実行為なのであり、事実行為で法的拘束力がなく、権利義務を侵害しないからこそ、その広範な指導が許されるのであります閣下。

というか、もはやこれ憲法違反ですよ。

拷問はいってるから憲法36条違反。

明らかにその身体的自由を奪ってるから憲法31条違反。

自白強要さえしちゃうので、憲法38条1項違反。

これらの条文は刑事手続における規定ですが、行政手続の場合であっても条文の趣旨を貫徹するためにはこれらの規定を及ぼす必要があるということで一つ。

「めちゃくちゃだ!」

「だけどそこがいい!」

「とりあえず自宅警備隊編は名作だ!」

などなど、

なんか色々書きましたが、とにかく面白かったということは事実です。

朝倉の性格がすばらしいと思います。あとツンデレ上司とかもツボですが一番はやはり北柴田由美子ですね。あ、あのツリ目が!!

かまいたちの夜ってあるじゃないですか?

こわいですよねー。

そんなことはさておき、私は久しぶりに酔っています。酒です。久しぶりです。そんなこんなで、こんなときに文章書いたらどうなるのかという疑問が突如として自分の中に湯水のようにわきあがり地は裂け大地は割れ雲の中から一筋の光が漏れ出て天使が舞い降りてきたので私はむこうの世界に行きます今までどうもありがとうございます。

そんなことはさておき。

ジョーカー・ゲームという書物を私は先日本屋で知りました。

買いました。

読みました。

面白かったです。

スパイ小説で、「皇国の守護者」のパクリか!とも思いましたが面白いということにかわりはなくすばらしい本だこれはと思いました。

緩和及第。

閑話休題。

ここで一つ、ブログというもののもつ意味を考えてみる必要があるようです。

そもそもブログというものは存在してはいけないものです。

自分の思考や思ったことを垂れ流しにするなど、「お前ここが戦場だった10回は死んでいるぞ!」といった感じです。

自分の弱点やら攻めどころを人に教えるなんて、正気のさたとは思えません。

では、なぜこのような不毛なことを人はするのか。

それは、みんながみんな、ドMだからです。

自傷行為にハアハアいっているのでしょう。

そんなことはさておき、DDDの3巻はまだでしょうか。

もうそろそろ我慢できません。菌糸類サマはとっとと脱稿すべきです。楽しみですね。待っている間はなんでもかんでも楽しいものです。do・Mですね、分かります。

ということで、終わりです。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm5072053



知っている方もおおいでしょうが、ニコニコ動画でこんなの見てました。

のべるげ! といって、その名のとおり、のべるげです。ノベルゲームです。素人制作のノベルゲームです。

いやしかし、こういうのは見てて思いますが、とんでもなく大変なのでしょうね。

ぶっちゃけ、自分も「文章が表示される」というレベルのノベルゲームを作成したことがあって、というか今も大絶賛で公開していますが、いちおう形にしたものがあるんですが、自分のあの程度のレベルでも大変だったのだから、これくらいになるとちょっと欝はいるくらいには苦労もつきないのだろうなーと思います。


イラストとかうまいですしね。絵が書ける人というのは、本当に尊敬します。

それだけで表現の幅がぐっと広がりますし、いいなーと思うことしきりです。

個人的に「のべるげ!」では、レバーの話がツボでした。

詳しくいうとネタバレになるので多くは語りませんが、とにかくレバー先生のはなしは、画面の前が笑いこげました。

私もいろいろなレバーを食べていきたいなと思いました。
「アニメがお仕事」という漫画をついに読み終えることができました。

苦労しました。

なにがって、この漫画は発行部数が明らかに少ないようなきがするというか、普通の本屋ではまったく置いていないようなものでして、そろえるのが非常にムズかしいと、そういうわけです。

まあ、出版社じたいが少年画報社でマイナー路線一直線なわけですが、なんの因果かこの漫画を知り、その魅力にとりつかれたわたしは、古本屋やらをはしごしながらなんとかかんとか全巻そろえることができたのです(なんだこの堅い文体)

面白い。

この漫画家さんはアニメーター出身ということで、絵とかが普通の漫画とは違うようなきがするんですよね。

淡い線というか、漫画的なレイアウトではなくてアニメ的というか……

その微妙な呼吸みたいなものが、普通の漫画とは違っていて、いいあじをだしているなーと思いました。

ところどころ背景少なめで何をリアルティに欠けるところもあるんですが、そこはだからこそ人物が映えると申しましょうか。

あとはなんといってもキャラの表情がこれでもかというぐらいに豊かなんですよね。

いや、もう豊かすぎて「作者さん、キャラの心理描写いらないよこれ。表情だけで十分だよ」みたいな。

で、肝心な内容なんですが、これは好きと嫌いが大きくわかれるんじゃないですかね。

題名のとおり、アニメーターという仕事についての漫画なんですが、これでもかというくらいにアニメ業界の暗黒面について触れられているので、そういうのになれてないと欝になるというか。

この漫画は、売れる漫画にしようとすればアホのように売れる素質をもっているのでしょうが、作者も編集者もあえて、この路線でいったといいましょうか。

なんか偉そうなことを書きますが、ここまで絵がよくて、コマわりがすばらしくて、ストーリーも練られているんですから、もっとライトに頭悪げに人間の表層的な部分だけを書いてれば、それはもう万人受けしてウハウハだと思うんですけどね。

わたしはこっちのほうが好きですし、過剰なまでの心理描写と主人公にどとうのようにふりかかる災厄と、周りの人間の悪意を「これでもか! これでもか!」とばかりに描くのも大好きなんですが、しかし万人受けはしないでしょうね。

嫌なことは忘れて虚構の世界ではいい気分になりたいというのが今のというか昔からのトレンドだと思うので、万人受けだけはしないのでしょうが……でも好きですねわたしはこの漫画。

主人公がこれまたぶっ飛んでてというか、ラノベ的な非人間で現実にはいないようなキャラというわけではなくて、あまりにも人間人間しててリアルすぎて逆にこんな人間いないんじゃないかと思うくらいの過剰さで、そこがいいというか。

リアルをつきつめても、個性豊かなキャラになるというのをはじめて知りました。いやしかし、こんな人間いるのかな……と漫画の中のキャラを現実ではどうなのかなんて考えてしまうほどに、この漫画はリアルですね。

アニメ業界がここまでヒドいとはさすがに思えませんが、その一面を見せてくれるという意味でもすばらしいです。

とにかく面白かったので、この作者さんが次作品をだしたら読んでみようと思いました。
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