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時期は少しばかりはずれるのですが、最近、ヒガンバナに接する機会がありました。

ヒガンバナというのは、彼岸花と書き、ようは赤くて放射状に花弁が開いている花のことです。それが近くの土手に咲き誇っていたのですが、その様子がなんともおどろおどろしい感じで、自分的には少しばかり「恐怖」なるものを感じてしまったしだいです。

もうあれですよ。土手がすべて赤色に染まるくらいにヒガンバナ一色でしたね。真っ赤です。緑色が見えない。すべて赤。そうそれは血液にもにた何かで・・・・という連想を始めたところで、そのヒガンバナ一色の光景はひどく恐ろしいものに変わりました。

確かに綺麗でしたね。日常にまぎれこんだ赤。その花弁の鮮やかさと非日常は、確かに美しいものでした。

しかし、だからこそ恐怖というものがつのるというか、恐ろしいという感情は美しいものの中にこそひそむというか、女の人の幽霊で恐いのは顔がぐじゃぐじゃになった女よりも美しい女の幽霊の人が恐いというか貞子というか、そんな理論で恐ろしかったです。

しかもヒガンバナの花弁って、どこかあばら骨が開胸された人間アジの開きバージョンのような印象があるんですよね。いわば死体ですよ。人間の死体のような形に見えてきて・・・・しかもそれが赤色ですから、ますます恐怖はつのっていくばかりなのであります。

恐ろしいですね。恐いですね。ヒガンバナの球根には毒素があって、中枢神経を麻痺させて最悪人を死に至らしめるほどの猛毒をもっているらしいのですが、そのこともまた恐怖を募らせる原因になります。

ヒガンバナ・・・・響きてきにも妖しい言葉ですよね。ホラー小説を書くときには、是非ともその作品の題名を「ヒガンバナ」にしようと思った今日このごろです。
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