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講談社ボックスってあるじゃないですか?

ほらあれです。

講談社のレベールの一つというか、なぜか本が変な箱にはいっているアレです。

まあ、今更ではあるんですけどね。

DDDとか化物語とか、数々の作品がてんこもりという感じで、本当に今更感があるのですが……

この講談社ボックス、ぜったいにアホだと思うんですよ。

いや、もちろんこれは私個人の意見でして、これはこれ、小説の新しい形を世に出したという考えもわかります。

分かるんですがしかし、どうなんでしょう。

このレーベル、どうなんでしょう。

なんかもう、私個人としては「どうしようもないな」という気持ちがいっぱいなんですよ。

だって、まず本屋で気軽に手にとれないでしょ?

あんなごつい本面倒くさくて本棚からだしたくありませんよ。

で、本棚からだしたとしても、次に中身を読むには箱から本をださなければならないわけでしょ?

これが一番面倒くさい。

だって、普通本買うときって、中身立ち読みしてから買うじゃないですか?

ネームバリューのある人の本だって、まず中身を見てから、面白そうだったら買います。これが私の本の買い方なんですが、

ぶっちゃけ、講談社ボックスは、そもそも中身を読もうという気持ちになれない。

面倒くさいんですよ。

箱から本だすのが面倒くさい。

だから、その本の内容が面白いものであれなんであれ、聞いたこともないような作者の本は絶対に買うことはない。

しかも、その面倒くさいという一面をこえても、次のネックが値段なわけですよ奥さん。

箱にはいっているからかしりませんが、値段が他のレーベルに比べて異様に高い。

もはやハードカバーの値段です。

いや、ひょっとしたらコレ、ハードカバーなんですかね? 
としたらまあこの値段もわからないことはないんですが、しかしそれにしたって高すぎる。

私は西尾維新が好きなのですが、それで今までその著作のすべてを買ってきたんですが、この講談社ボックスからでている刀狩り的な本だけは買ってないんですよ。

なんたって、薄っぺらいページ数しかないのに1000円ですからね。もうね、信じがたい。バカなのかとすら思う。そして、こんなわけのわからないものをつくりあげた講談社の編集部だか営業部だかの人たちに最大限の罵声をあびせたい。

いや、これはもうただのグチになっているわけで、これを読んでいる人に不快感を与えてしまうかもしれないんですが……

それにしたって、作品がかわいそうです。

講談社には講談社文庫があるんだから、こんなわけのわからないレーベルでださなくてもいいと思うんですよ。

何を思ってこんな講談社ボックスなるものをつくったのか。

意味がわからない。

それとも、自分の感性(笑)が時代についていけてないのでしょうか。

それならそれでいいのですが、もうお願いだから、あまりでしゃばるなというか、バカなことはしないでほしいというのが率直な思いです。

ちゃんちゃん。
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