日記
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二作目も完了したということで、そろそろ新作のプロットを作らないといけないのですが、ちっとも進展しません。
なんだか小説を書くことに義務感みたいなものを感じるのですが、しかし考えてみれば、私が小説を書こうが書くまいがそんなことはどうでもいいわけです。
書きたいから書くのであって、義務感とか感じる必要はないわけです。
おそらく私にとって自由になる時間は4月までで、というかその4月までの時間すらもうタイムアップ限界というか小説を書いてる場合じゃないといった感じなのですが・・・・・・
まあ、そんな私ごとはさておき。
いや、私ごとを書くから日記なのではないでしょうか?
それが日記の正しいあり方ではないでしょうか?
しかし私には、そんなことを書こうという意思がまったくない!
私ごとなんてドブに捨ててしまえ!
面白い小説が書きたいなあ!
終わり!
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とりあえず、二作目が書きあがりました。
わーい。
王道を書こうと思って、なんとかなったかなーという内容になりました。
今回、初めて、一稿を書きあげたあと、全面的な書きなおしをせずにすみました。
今までは、物語の抜本的改革をしならないほど物語が破綻していたのです。
いやー、よかったよかった。
実力がついたのか、はたまた作品の完成度が低いのかわかりませんが、とりあえず成果と解釈するぞー。
よし、電撃に特攻しよう!
骨も残さないぞッ!
わーい。
どんどんいこーう。
行きませんけどねー。
次次。
これが誰か一瞬で分かった君は、立派なロミオファンだ!
とまあ、面白いですねこれ。
http://to-a.ru/ でつくれちゃいます。
すごい人がいたものです。
電車に乗って渋谷にでもいくかー、と思ったら月に着いた。
『【映】アムリア』という小説です。
メディアワークス文庫です。
すごいです。
冒頭の言葉どおりです。ひょっとしたら行き着いちゃった場所は、人によっては月どころではなく冥王星あたりまでぶっ飛んじゃうかもしれません。
青春小説ですよ。
ええ、そう本の装丁とかあらすじとか、そこから感じ取れることを信じて読み進めればいいんですよ。
月に着きますから。
ぐわんぐわんしてきますから。
大丈夫、麻薬じゃないよ?
本当だよ。
とにかく面白かったです。とくに後半はすごかったです。
うんうん、よかったよかった。
で、以下はネタバレです。
ネタバレというか本の内容ではなく構成についての考察です。
絶対に、本書を読む前には読まないでください。
読むなよ。
読むなったら。
読んじゃらめえええええ!
……ふう。
ではどうぞ。
人を安心させておいて、背後からズドンという手法は、こういうふうにやるんだなというお手本のような作品でした。
いや、もちろんこういう構成はやりつくされているんでしょうけど・・・・・・・
まず、山場をつくる。
そこでそれまで問題提起してきた問題を解決。
めでたしめでたし、エピローグ的なものもいれたしページ数も少ないしこのまま終わるのだろう。
そこにすかさず、背後からズドン。
ページ数なんだな、重要なのは。
残りのページ数。これはもう、このまま終わるだろうというページ数と、エピローグ的な描写。
そこにきて最後のどんでん返し。
ぐわんぐわん、きますね。
ただ、この構成の欠点は、物語が一冊で終わるということでしょうか。
最後にどんでん返しで終わり、余韻もなにもあったものではないので、その物語の続きが書けないといいますか・・・・・・
でもインパクトはすごいなー。
思わずやってみたくなるなー。
そんな力量はないけど。
そんなことしたらただのパクリだけれど。
いやー、勉強になりました。
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
「信じられるか?
本の題名なんだぜ、これ。(上杉達也的なノリで)」
いやあ、もう衝動買いでしたね。
もう発想がすばらしいですね。
高校野球の女子マネージャーと、経営学のマネジメントを組み合わせるとか、やばいでしょう。
すごいっす。
で、イラストがね。
イラストが萌え萌え2次元美少女なんですよね。
「信じられるか?
この本の出版社、ダイヤモンド社なんだぜ?」
数々の自己啓発本をだしてきた会社がなぜにこんな組み合わせにOKをだしたのか。
すばらしいです。
ほんと、その心意気すばらしい限りです。
だって、固そうな本ばかり置いてある本棚で、異様でしたもん。
この本だけものの見事に浮いてましたもん。
即買いですね。
もう「やられた!」って感じですよね。
それでいて、この小説自体の出来もけっこういいんですよ。
真面目に野球やるんです。
青春小説なんです。
それでいて題名にあるとおりドラッカーが書いた『マネジメント』という本の内容を随所に引用しながら、経営学……というか組織作りと成果を得るための方法論? について書きまくるのです。
その比重がいい。
小説自体のストーリー性と、自己啓発本における知識の割合がすばらしいです。
いや、本当にこれ小説としても完成度高いんじゃないでしょうか。
感動あり、泣きありで、けっこう楽しめました。
あと、キャラクターですね。
というか、みなみちゃんですね。
思わずどうにかしてやりたくなりましたね。
ツリ目で勝気で肝心なところでうっかりで……ふう。
賢者乙。
なんというか、野球小説の可能性をかいま見た気がしました。
終わりです。