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大学のサークルがやってる劇団の演劇を見てきました。というか、今までもずーと見てきたんですが、今回もやはり面白かったです。なんというか、大学の演劇ってどこもこんな感じにかなりのレベルを誇っているのかなぁと思わず感心してしまうような完成度の高さで、役者さんの技量とかもすばらしくて、演出は神だし、脚本も言わずもがなといった感じで、すごいなあと毎回思う次第です。

んで、見ている最中になんというか、「これに小説で勝つにはどうすればいいか……」というのを何故か考えている自分がいました。ここで勝つというのは、同じ話を小説でやった場合にどうすれば勝てるかなといった感じです。

結論としては、やっぱり心理描写くらいですかね、勝とうと思うならば。インパクトで小説が勝てるわけがない。向こうは視覚に加えて聴覚まで駆使して攻め込んできますからね。それも役者の声だけではなくBGMも波状効果で襲ってきます。これに小説が、インパクトで勝てるわけないでしょう。えーと、一つ一つのシーンのインパクトですねここで言うのは。伏線ばらまいて転につぐ転につぐ転を経由して怒涛のごとく結に行くというのであれば、そりゃあインパクトでも小説は勝てるのでしょうが、ここではすべての題材(物語)を演劇と同じにして小説で表現するとして、その場合にどうすれば勝てるかという、そんな感じなので……

感情移入のしにくいキャラにも心理描写いれまくって、さらにはいきなり過去の回想とか小説ではできるのでそんな物語の裏にある事情をバラまきまくるとか……それくらいですかね、マジで。

いや実際、なんで「どうすれば小説が演劇に勝てるのかなんて考えなくてはならないんだ。どっちにも同じように特性があって、二つは真似できないような表現方法があるのだから、比べるだけ無駄だ」と……まあ、そういうことは分かるんですけどね。

でも考えますよね、くやしいから。んでもって考えてみたところ、あれを小説でやっても勝てないんではないかという結論に達しますよね。小説における演出の大切さを身にしみて感じる昨今。何気ないシーンも演出ですばらしいものにできる手腕が欲しいと願ってやみません。

いやまあ、小説は料理と同じで、いくら料理人の腕があっても(文章力とか演出があっても)、料理の材料(物語そのものとか題材)がクソだったらどうしようもないと……それでも、料理人としての腕がないとにっちもさっちもいかないので、とにかく確かな技術を手に入れたいものです。
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