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宮崎駿監督作品。

おそらく、これが最後の宮崎映画の最後の物語だと言われている、その映画を見てきました。

まあ、なんというか、相変わらずマザコンとロリコンの合わせ技は健在でしたが、さすがは宮崎駿、そこれへんは自分の欲望をそのまま書いてるだけの自慰行為ではなく、すばらしいエンターテイメントに落とし込んでいました。

たぶん、あれは大人向けではなく、完全な子供向けの作品だと思うんですよね。

構成とか、主人公とか、もうまるっきり児童向けの設定でしたんで・・・・それでいて、あそこまで大人も楽しめる物語をつくってしまうのだから、さすがとしかいいようがないと思います。

すでに書きましたが、自己満足で終わってないというところが、やっぱりすごいと思うんですよね。観客のことを考えないで、自分の書きたいものだけ描く、というのであれば、ぶっちゃけ誰でもできる(面白いかは別として

でも、その作者としての主観に、観客という客観的な視点をとりいれて作品をつくるというのは、なかなかどうして常人にはできるものではありません。

客観が入って独創的な物語ではない。話しがありきたりだ。展開が読めるオチが読める。

そんな批判があるかもしれませんが、いいじゃありませんか。

王道、おおいに結構。

率直に言って、作者の脳内妄想を垂れ流しているような物語よりは百倍くらいマシです。個人主義が蔓延し、個人個人のツボとなるポイントが分化している中で、王道というものを描くことがどれだけ難しいか。

大衆映画家として、おそらくこれからも宮崎駿監督以上の人物はでてこないと思います。新海誠などの素晴らしい監督がいますが、それはあくまでも王道ではなく、分化していった現在のサブカルチャーに分類される中での神ではないかと。

大衆的ではなく、いってしまえば個人主義的(範囲が狭いという意味で)。それは個人の資質ではなく、現在の社会状況と、そこで育った人材としての避けられない特性ゆえのことなのだと思います。

たぶんこれからも、個人の「好き」というポイントは分化していくのでしょう。それだけでも王道を貫くのは難しいのに、さらには客観的な尺度をとらえるアンテナが育ちにくいというのは実に致命的だと思います。


まあなんかグダグダ脳内妄想を垂れ流しましたが、とにかく、崖の上のポニョは面白かったです。ポニョの可愛さは異常でした。あとリサの凛々し可愛さは・・・・ハアハア

なんか自分の日記読み返したところ、「王道」というものを「大衆的」というニュアンスでとらえていたことに気づいたんですが・・・・ん~、なんかちょっと違うな。まあいいや・・・・


PS、ポニョが脚の指を自由自在に動かすシーンで興奮した私は変態ですか? ・・・・・変態ですね。間違いないです。ハハハ、こやつめ。
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